2013年07月03日

夏越の祓い

「夏越の祓い」今年はされましたか?

有田には6月1日に「山登り」という行事があります。

これは6月1日に八坂神社に参拝し、その後はみんなで酒盛りをするという行事。

酒盛り???

とお思いの方もいらっしゃるとは思いますが、まさに酒盛りなんです。

有田は朝鮮半島、中国からの渡来人の陶工のまちです。
戦国時代の終わりに中国や、朝鮮半島からやってきた方々です。
連行されたという方もいらっしゃいますが、(諸説あります)私は自分たちの先祖は連れてこられたのではなく、チャンスをつかむために自分たちで選んできたんだと思いたいんですよね。

詳しくは去年のブログ「有田の山登り」に書いていますのでそちらも、ご覧ください。


で、今年は第24回さがセラミックロード車いすマラソン大会の準備のため山登りできなかったんですが、先日、たまたま「夏越の祓い」をしてきました。

丁度、青年会議所のアカデミーに参加する理事長のアテンドで佐賀にいて、理事長が
「佐賀に伊勢神社があるの知ってる??」
ということで行ってきました。


そうなんです。佐賀も伊勢神社があります。
たまたま今年話題の伊勢神社の分霊をお祭りされているということで時間が1時間ほどあったので寄ってきたのですが、本当にたまたま夏越の祓いが始まる数分前のことでした。

「山登り」以外の夏越の祓いにも興味があったし、丁度半年が過ぎ、その厄も払っていただこうと参加してきました。


やはり面白いですね。
同じ佐賀県内の神社でありながら、お払いのスタイルが違いました。

有田では鳥居にカヤで作られた茅の輪が取りつけてあって、それを左右左とまわってから境内に入ります。それからお祓いをしていただきます。

佐賀のお伊勢さんでは神社のお社の入り口、お賽銭を上げる所に茅の輪がありました。
そこを通らず、本殿に入りお祓いをしていただきます。
お祓いも参加者みんなで詔を上げたりして、30分位かかったと思います。
最後に人型で自分の体、頭から足先まで撫でて、息をふぅと吹き掛けます。
それを宮司さんが集めて、裏の川に流されました。

神社の裏を流れる川はちょろちょろと流れているのではなく、勢いの良い流れのある川でした。そこの人形が流され、私たちの厄も流れていきました。
人形はちゃんと水に溶ける紙を使ってあるそうです。

凄く、不思議な時間でした。

あまりに素敵過ぎて写真を撮り忘れました・・・すいません。


その後、ちゃんとアカデミーも受講して帰ってきました。
陶都有田青年会議所7名中3名の受講って偉くない(笑)???


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Posted by On y Va! at 10:14 | Comments(0) | JC
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